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プロフィール

勢力 皇一郎 Koichiro Seiriki

勢力 皇一郎

ひとつひとつの歩みが重なり、あなたと出逢えたことに感謝します。

時代は変化しながら流れていきます。
フィルムカメラの時代、写真とは「真実を写す」ものと言われていました。
今ではすっかりデジタルカメラが主流になり、写真は誰もが楽しめる趣味へと変わりました。その結果、カメラ撮影が「写真」という決められた2文字では収まらないほど、多様な意味を持つようになりました。

写心(心を写す)、写芯(我を写す)、または写新(新たな気づきを写す)、写神(自分自身という神を写す)など、写真を撮るという行為から、私たちは多くの可能性をくみ取ります。

フィルムカメラにはデジタルカメラにはない独特な世界観が満ちていました。
それを言葉で表現するなら、まるで神社や寺、人のいない山などに居てるときのような感じと言えば、近いでしょうか。
すごく落ち着くのに、緊張感がピンと張っているような…そんな不思議で、神秘的な感覚が、あの頃の写真にはあったのです。

そういったこともあり私はデジタルカメラと古いカメラを組み合わせて写真を撮影します。
デジタルカメラにはデジタルカメラの、古いカメラには古いカメラの良さがあり、どちらの方が優れているなどということはありません。
写真撮影に際して、私はデジタルカメラと古いカメラ、両方の良さを感じていたいと思いました。

写真の加工は、被写体との会話があってはじめて成立するものです。
風景、草花、物…撮影するときには被写体をレンズ越しに見つめ、会話をしているつもりでいます。
皆さんには、そう言った経験はありませんか?

被写体はいつも何かを話しかけてくれています。
だからこそ心が惹かれ、その被写体を撮影したいと思うのです。
しかし、せっかく話しかけてくれているのに、言葉の意味が解らないことが多々あります。
風景、草花、物…それらと私は違う存在なので、それは仕方のないことです。
ですが、言葉は通じなくとも、魂で通じ合うことはできます。
とくに写真を加工している時などに、魂で会話していると強く感じます。
加工は言霊と言霊を繋ぐ架け橋という神器。
レンズは別次元の神霊と繋げる神器。
私はカメラや撮影を、そのように捉えています。

「見る」次元から「視る」次元へ。
知らなかった次元を当たり前の次元へ。
新しい光をあなたと共に…。

記憶の彼方にある大切な時刻を呼び戻す。
写心を追究しています。

あなたが忘れていた想い出を一緒に創りあげたい。

みんな、一緒に感情を呼び起こして楽しもう!

勢力 皇一郎
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