一本歯下駄マッチョフォトグラファーの呟き日記

一本歯下駄マッチョフォトグラファーの呟き日記no,16

一本歯下駄マッチョフォトグラファーの呟き日記no,16

前回はアンクルウェイトについて語っていた。

今回は猿田彦さんについて話してみよう。

No,9でちらっと現れた猿田彦さん。古事記や日本書紀で天孫降臨の道案内の神様として現れてくることで有名だ。人気者の神様の一柱。天孫降臨で天鈿女(あめのうずめ)さんと出逢いそして結ばれる。

猿田彦さんは鼻が長く高下駄を履き鉾を持った姿をしていることが多い。天狗とも重なるような姿である。そんなこともあり儂はこの二柱さんにはとても親近感を抱いている。一本歯下駄を履いているだけで厚かましいのだが。

猿田彦さんはとにかく人気者で他の神様にもなっている。道祖神さんになり庚申さん、金精さんにもなっている。道案内から道祖神さんへ、道祖神信仰の性の一部分から金精さん、猿から庚申さんと繋がっている。太陽神としては天照さんで有名だが、もともとは猿田彦さんが太陽神であったそうだ。伊勢の方々なら御存じだろう。奈良の昔話にあるのだが、もともと現在春日大社がある場所の神様は猿田彦さんだったのだ。猿田彦さんは耳がよくなく安易に承諾して、回廊ののきしたにある榎本神社へと移動せざるをえなかった。明治時代ごろまでは、春日大社参拝の際にはまず最初にこの榎本神社に行き「春日さん、参りましたで」と挨拶してから本社へ参った。つんぼさんという呼び名を持っている。春日大社に参拝される機会があるときにはお会いしてみてはいかがだろうか。

今回の呟き日記のメニューはここまで。インターバル終了後にまた!

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